エナメルコース
エナメルは古代エジプトでも多く使われていた技術の一つであり、金属表面に施される技法です。ガラスに似た透明または半透明な素材で、通常は着色をして使用されます。多様な色彩は使用する金属酸化物の成分によります。 彫金や銀細工の世界では、作品をより特別なものへ、そしてより高貴なものへと仕上げるためにエナメルを施します。
作業工程は、粉末の準備、金属面の酸洗、金属表面への粉末の付着、さらに窯の中で溶解、冷却凝固、と続き、これらの工程をを繰り返した後に仕上げを行います。 エナメル技法には、クロワゾネ(有線七宝)、シャンルベ、プリカジュール、ミニアチュール(細密画)等があります。